代表的な底魚の紹介
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ヤリイカ
ヤリイカの糸づくりの刺身は、甘く柔らかく絶品、春になると子持ちになり、真子も絶品。煮付け、焼き魚、茹で、ソテーなどにしても美味しいです。
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メヒカリ(アオメエソ))
メヒカリは、10センチ前後の魚で、から揚げにすると頭も食べられて美味しいです。
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ハナタイ
日本人になじみの深い魚の代表であり、腐っても鯛といわれえるほどの魚です。祝儀用として使われる代表的な魚です。
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ミズタコ
タコは、ほとんどは茹でて食べますが、刺身としても食べます。酢の物、すし種、おでん種、多用途が多数あります。
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ヤナギムシカレイ
ヤナギムシカレイは、干物として食べるのが最適です。身の真ん中にタテに包丁目を入れると、焼いて食べるときに見離れが良く食べやすいです。
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のどぐろ(アカムツ)
のどぐろ(アカムツ)は、肝臓(キモ)と一緒に煮ると大変美味しく、干物にしても美味しいです。高級魚として扱われています。
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しょうさいふぐ
ふぐを捌くには、ふぐ調理師免許の資格が必要です。毒性のある皮と内臓を除去して本身だけを利用します。正月には雑煮にしたり、から揚げも美味しいです。
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あんこう
冬が旬で、身質はやわらかい白身でクセがなく、皮はゼラチン質、肝はあん肝として珍重されています。鍋物が最適で、七つ道具(肝、卵巣、尾ひれ、エラ、胃、肉、皮)を使って、肝を味噌だしに溶いて作るのが代表的です。肝を加えた酢味噌で食べるのも美味しいです。
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あなご
最漁期は冬で、料理としては天ぷら、白やなぎ、蒲焼、八幡巻などに適しています。ささがきごぼうと合わせて柳川風に仕立てても美味しいです。下ごしらえの段階で、皮に熱湯をかけヌメリを取り除くと臭みがなくなります。
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まるがに(ヒラツメガニ)
小型のカニで最盛期は秋です。身は甘く味噌はコクがあり独特の旨味をもつカニです。料理方法は茹でが一般的で、茹で方は甲羅を下にし腹ぶたに塩一つまみ入れ、水から茹でる時間の目安は沸騰後12分位です。味噌汁や甘辛く煮付けても美味しいです。
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越中ばい
茹でて、身を取り出しヌメリを取り、小切れにしてタレ(三杯酢等)を付けて食べたり、串に刺してつけ焼きにもします。火の通り過ぎは身を固くするので注意です。
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マアジ
マアジは体側に固いゼンゴ(楯鱗)が一列に並んでおり、皮は薄く骨はあまり固くありません。刺身、焼く、味噌たたき、唐揚げにしても美味しいです。